2008年2月3日日曜日

IZO



2階席1列目@青山劇場。




観劇前の腹ごしらえに宮益坂のクア・アイナに行ったら、竹中直人がいた!


(1人でも2人用のテーブル使ってる人がいるなと店内をキョロキョロしてて見つけた)


(隣のテーブルにマネージャーらしき人がいた)


(私のアボガドハンバーガーが来る前に二人は店を出て行った)




さすが渋谷だねぇ。






劇場にはいってから、パンフのデカさに驚き(結局かばんに無理やり押し込んだ)、「初めまして」のご挨拶をさせていただき(素敵な方ばかりだった)、いただきものにニマニマしながら席に戻った。




劇の途中、ノーテンキに薩摩みやげを持参したことをちょっぴり後悔した。


(しかも薩摩だからさつまいものお菓子という安直ぶり)






以下、ネタバレでーす。













以蔵は自分のことをバカだバカだといってたが、本当はそんなことなかったのにもったいないことをしたと思った。


おてんとさんの下では真直ぐなのに、人殺しの為にはこざかしい部分もあったし、少なくともミツは以蔵を口ではバカだといっていたけど、彼を認めていたと思う。




それまで先生先生ととち狂っていたのにラスト処刑前になって正気を取り戻したのが、智恵子抄のようだと思った。智恵子にとってのレモンが以蔵にとっては満作の花だったのかもしれない。


(私も同じようにジャニジャニとち狂っているなぁと思った)


(死ぬ間際になって何を見ておけばよかったと思うのだろうか)




誰もが走っていた時代、狂気が狂気と気づかれない時代に、自分の目で見た事実の上で行動していた勝海舟や坂本龍馬はやっぱりすごい人だったんだなぁ。






初めての新感線舞台。


前半は若干長く感じたが、幕末をわかりやすくしてくれていたと思う。時折はいる「ちょん」もすごくいい。


(あれはいのうえ歌舞伎の定番なんだろうか)


(上方落語のそれとは違うんだけど、なんとなく連想させられた)






森田さんは汚らしい格好がなぜこんなに似合うんだろう。


戸田恵理香はハキハキしていて賢くてかわいかった。以蔵になんぞ惚れなんだら幸せになれたのにねぇ。


池鉄さんは初めて見たのだけど、龍馬にぴったりだった。おおらかでよいなぁ。


山内新兵衛はこれまで見たことのある山内さんとは全然違う印象で端正だった(苦笑)。切腹するところもすごくかっこよかった。


田辺半平太はただ憎らしかったなぁ。どこか嘘くさくてなんであの人がそんなに人望あるのかわかんないぜ。




土下座やらお辞儀やらしてるのがすごく多くて、ほとんど上を見上げる人がいなかったので、2階席はちとつらかった。


(それでも双眼鏡で森田さんのむなぐらをのぞいていた)


(テーピングのようなものが見えた)


(血のりを仕込んでいるのかと思ったが違ったようだ)


(マイク?)





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