2013年11月17日日曜日

Forever Plaid



水戸の劇場は日本じゃなくてロンドンやブロードウェイみたいだそうです。その件でアフタートークで上から目線になってる長野さんに、水戸まできてよかったと思いました。その前日にもおいしくてラッキーなハプニングがあったし、水戸土産もたくさん買ったし。





なにはともあれ、神奈川・福岡・水戸と長野さんはかわいかった。ジンクスのキャラクターが長野さんのアイドル属性によってより引き立っていた。他の三人の歌が安定しているので、長野さんの息もれが気になった。それもちょっぴり甘えた風にになっててかわいい…と思うのはファンのよく目だろうけども。





以下アンコールPlaidには参加しないので、ネタバレ一言覚え書き。


曲名は公式HPを参考にしてますが、自信なし。



















水戸では下手横のドアからはいってきた。ある程度歩かないと歌の尺にあわないものね。賛美歌のコーラスってきれい。





・3つのコイン  /  Three Coins In The Fountain


フランシスの歌は気が利いてる。最初がフランシスが引っ張って、他の三人がこの世に慣れていってる感じがほほえましい。手の止め方とかアイドル。





・二つに一つ  /  Gotta Be This or That:


「ドゥーワー」って感じがコーラスグループっぽい。





・罪な女  /  Undecided:


早口でおちゃめ。





・あふれる思い出  /  Moments To Remember


ジンクスソロがあって最初のドキドキポイント。そりゃ鼻血もでるってもんよ。スマッジがダンディ。現実にこのグループが存在したら、私の一押しはスマッジだと思う。





・君に夢中  /  Crazy 'Bout Ya Baby


ここはラバーカップだけども、マイクスタンドといえばトニコン。





ジューサーミキサーのチョップ、腕の閉じ方がかわいい。





・秘めた想い  /  No,Not Much


台本通りいつも最初を間違える。ジンクスの「いや」がキュンすぎる。この後1回目の鼻血。





・ペルフィディア  /  Perfidia


スパーキーのバックで膝軟骨をすり減らす残り3人。ここらへんから一緒に踊りたくなるのは私だけですか。





・涙  /  Cry


鼻ティッシュ、吹き飛ばしてた。サビになると急にスイッチはいってカッコイイモードになる。手の動きとか、目線とか、「心はどしゃぶりだけど」あたりでステップを踏む腰の動きとか、すごくツボ。最後マイクスタンドをつかみなおすのもキュンとする。





・16トン  /  16Tons


ジンクスの次にこの安定感…。フランシスと炭鉱担いでる振り付けも身のこなしが素敵。





・チェーン・ギャング  /  Chain Gang


チェーン鳴らすジンクス。16トンと行ったりきたりする年代っぽさも嫌いじゃない。





ケータリングメドレーはアメリカ人だったらもっと笑えるんだろうなぁと思う。こういうところが翻訳ものの難しさなのかもね。





・シー・ラブズ・ユー  /  She Loves You


ビートルズアレンジ、楽しそう。横一列で歩くのがABBEY ROADみたい。





英字新聞なので読んでるお芝居なんだけど、これに本当に日本語書いてあった方がかんじゃう確率高そうだよね。「でも」とか反転してるの、かわいい。





・ドリーム・アロング・ウィズ・ミー  /  Dream Along with Me


・マジック・モーメンツ  /  Magic Moment


・テンプテーション  /  Temptation


そもそもペリー・コモを知らないので。若干つらいコーナーなんですけど、マンボはかわいいね。マラカスもかわいいね。





・シング・トゥ・ミー,ミスターC  /  Sing to me Mr.C


ジンクスが大御所な上にトニコンが輪をかけてくる。この辺のコーラスはドキドキポイントであった。





・流れ星をポケットに  /  Catch A Falling Star


フランシスの得意分野だよね。艶があるというか、大人というか。





・バナナ・ボート・ソング  /  Day-O


スパーキーも何でもできるんだよね。はじけてる。





・キングストン・マーケット  /  Kingston Market


・さらばジャマイカ  /  Jamaica Farewell


「おーいでよ」の手招きで照れる(私が)。





・マチルダ  /  Matilda


ジンクスの木琴の前のソンブレロのつばをあげてっていう顔を岡田さんがみたらきっとすねると思う。こんなかわいい41歳ってどうなの。


「ネコババしてトンズラこいた」を客席も一緒に。「頭の中で」の時のニヤニヤが止まらない感じがすごく好きだった。





・身も心も  /  Heart and Soul


スマッジのピアノ。本当に器用な人たちばっかりで。ピアノ弾く方は4回中2回が男性だった。お手本と最後に証明書とダイアリーを渡すのはジンクスの係。





日曜の夜の静寂は、ジンクスがすごく嬉しそうにスパーキーと並んでるのはかわいかったが、 その後の両親の行動の意味が私には理解できてない。





・スペインの女  /  Lady of Spain


エドサリバンショーのBGMと化して他のメンバーに目線やるところが私の中のThat's 長野博。微妙に似合っていない帽子も。





ジンクスだけが引っ込んで休憩。ショーの客観的感想も聞きたかった。とにかく印象に残るのはモンローとプーさん。





・勇敢なるスコットランド  /  Scotland The Brave


この曲でいっつもあごあがってるよ!気をつけて!と思う(おい)。





・シャングリラ  /  Shangri-La


プラッドタキシードで再登場。ジャケット内側のロゴにじんとする。後半、高音で張り上げるので頑張って!と思う。





・文無し  /  Rags to Riches


・続・夕日のガンマン  /  Theme from the Good, the Bad, and the Ugly


スマッジがメガネを投げ捨てて、本領発揮。だから、そのあとの「終わりたくない」に説得力が増すのだろうか。ジンクスは右向けといわれれば右向く、左向けといわれればというような素直さで。ぜひまたこの4人に甦ってほしいと思う。





・愛こそすべて  /  Loves is a Many Splendored Thing


「恋人がくれたキス、その時に」の「、」が耳に残っている。


ああ、終わっちゃうんだ。でもいいよ。最後に思いっきりハモってくれよ。








みおわった後、口ずさんでしまうくらい優しい気持ちになれるミュージカルだったので、ぜひともサントラとかDVDとかだしていただきたいのだが、翻訳ものって難しいのかしら。





青山劇場には本家の方もいらっしゃるそうなので、ぜひその辺をなんとか。長野さんの声がかすれてた部分もあったので、なおってるといいな。いいハチミツなめたらいいと思う。





このミュージカルをこのハコで観られてよかった。会員は今年度いっぱいでやめてしまうと思うけども、水戸芸術劇場を忘れません。素敵な時間をありがとうございました。