2008年12月15日月曜日

フライパン と 拳銃(感想その1)



ドタバタコメディなんだけど、すばらしいキャストだったと思う。


というわけでキャスト別の感想など。





以下、ネタバレです。













長野さんが主役なんだけど、基本振り回される(が、女性にはあまい)役で、他のキャストさんが達者じゃなかったら成立してないような気がする。恵まれてるなぁって本当に思いました。


中でも三上さんの功績は大きい。これが縁で風間さんの活躍の場が広がるといいな。





則彰…ツボがありすぎて書けない。二面性があるので、倍々ゲームに。でもとりあえず書けるだけ書く。


・「オジキを殺す気か!」


・「未亡人はできないぞ」の足のくずしかた


・「いけるのか?」「あいつにか?」など滝本にいいつつも自問自答台詞。


・オーナーシェフでないことをばらそうとする滝本に「そこはいいだろ」


・直海をなだめすかせる口調


・ソファでの繁田とのやりとり「1分黙ってろ」「計るな」


・うれいをおびた遠い目


・「ハッ!」と声を合わせる三人


・松川に対する肝のすわってそうな口調


・直海に対する子供相手みたいな対応


・タケシのことになるとナーバス


・志津香に押し入れを開けるようにいわれて手をそろえて「はいっ」


・ゾンビ光雄への「バカッ」


・京子を守る振りして「ゾンビです!」


・志津香が山田組組長の娘だと知って一瞬間があっての「えーっ」(志津香も同様)


・銃を向ける松川への言葉


・光雄への「バカヤロウ」(これが静かなのはやっぱり組の幹部なんだろうか)


・コック服を着る手つき


・アンコールでお礼をしている時のわきの角度





滝本…たくさん笑わせていただきました。ブチ切れて怒鳴ってるのにかわいおかしくてたまらなかった。自分の胸に携帯かけてるところ、だいすき。


繁田…体は小さいのに声量や表情の大きさで楽しませてくれる。この人については2回みないと気付かないことがすごく多い。


光雄…ゾンビのふりをして「ウガッ」がかわいかったなぁ。則彰に目で制されているところとか。光雄はすごいダメなやつなんだろうけど憎めない。


志津香…「きっ」としたしゃべり方がさすが組を継ごうとしていただけはあるというか。まさに姉さん女房だった。強いよね。強いからこそ弟の死から立ち直れなかったのかなと思う。


京子…すごくかわいらしい部分もみせながら、最後はすごい貫禄で。敬虔でピュアなお母さん。


直海…出番は少ないけど忘れられない芸風(笑)。則彰は略奪されたらすぐ捨てられそうなので店を続けてもらう為にはずっと彼女に堕ちちゃダメだと思うよ。


松川…テレビドラマみたいだーと思いながら見てた。アンコールで直海をエスコートしてる時が一番素敵。


刑事…パンフに載ってる写真と一番遠かった人。あそこでヅラ使うとは(苦笑)。「なるはや」井ノ原さんが好きそう。


長島…本編中はずっと撲殺されてるメイクなのだが、2回目のアンコールですっきりしたお顔を拝見できる。





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