2023年6月8日木曜日

記録

 11時の予約だったが、診察室に呼ばれたのは12時30分を過ぎていた。
主治医の黒木先生は産業医大の准教授だった。

PET/CT検査の画像には、左肺の上葉に2~3㎝の赤い部分と、右肺に1㎝未満の赤い部分があり、両方の下葉の下部は薄い水色。薄い水色は間質性肺炎で固くなっている部分だろうという話だった。
まずは左肺の上葉にある腫瘍を治療したほうがよいといわれる。

・取ってみなければ悪性腫瘍かの確定はできないが、可能性は高い。
・腫瘍マーカーの値が高いので他に転移がないかも検査したが、問題なかった。
・本人は痛みさえ取れれば、手術のリスクも通常より高いし、手術しない選択肢もある。
・このままにすると脳や骨に転移する可能性がある。→ステージとしては初期?
・標準手術は上葉削除だが、上葉削除すると酸素吸入は必須の状態になるだろう。
・部分切除し、悪性腫瘍かの検査をする方針。→結果によっては放射線または投薬治療?
・内視鏡で手術できればいいが、固くなっているので取り切れない可能性もある。
・手術前に入院して急変がおこりにくくなる投薬、呼吸機能のリハビリや検査を行い、そのうえで判断したい。
・酸素を取り入れる機能も通常の半分程度になっていたが、慣れてしまって自覚症状がないケースが多い。
・手術後に間質性肺炎の症状悪化するリスクが高い(上葉全切除なら10%、部分切除でも5%で、半数は致命的)。

とりあえず14日入院、21日手術の予約をする。
手術後、通常だと5日程度で退院だが、2週間程度はみたほうがよさそう。

コロナの影響で付き添いは入退院時と手術時に1名のみ。
病室への見舞いも不可で、着替えはナースステーションに預ける。

ノート持って行ったけど、広げる場所がなかった。でも主治医からの説明は録音した。
急性憎悪を防ぐための薬が7日分で4320円だった。高い。
手術前に口腔ケアも必要だそう。
限度額適用認定証は区役所に電話して郵送してもらうように頼んだ。


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