2009年9月17日木曜日

最後の手段



ぎゅっと起承転結がつまった最終回だった。介護対象者が増える→集団感染→立てこもり→それぞれの道。


わからないまま制度をつくっているという陣内さんの言葉に鳩山さんの「未知との遭遇」発言が思いだされて苦笑してしまった。現場に立ち戻れば全てが解決するわけでもないけど、ないがしろにすべきものではない。常に当事者意識をもってほしい。ほんとうにそう思った。立てこもり後におじいちゃんに戦争のことを語らせてるのがすごく気がきいてて好きだった。あんなの目じゃない経験をしてきたお年寄りはバカにするのでなく、尊敬すべき存在なんだってこと。


りこと彦一も戦友だったなぁ。で、一人で決着をつけたりこは男前だった。儀式みたいなのもちょうかっこよかった。晴菜とのやり取りはかわいかったし、逃した魚は大きかったって彦一後悔しちゃうんじゃないの?(ぐふふ)


子供の笑顔っていうのは無条件に希望を与えてくれてそれだけで泣きそうだったんだけど、それ以上に夜中に晶のベッドでたたずんでる彦一にやられた。わからないことだらけなのにつられて泣きそうになった。座ってうつむいてるだけだったのに、この人泣くんだってわかった気がした。ここが一番好きなシーンです。


(他にもこの顔が好きっていうところが覚えきれないくらいあったけど!)





結局研修は「弱きを助け」への気づきだったのかなぁ。それを経験した上でどう進もうがそれは任侠道だってことなんだろうか。とりあえず子供店長の元へ戻った彦一はちょっぴりマザコンだと思います。かわいいな!





ところで、9係も最終回だったんですけど。おもしろいくらいちょうあっさり、普通に来週もありそうな終わり方だった。そしてまた何事もなかったかのように始まるんだろうな。





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