2019年5月26日日曜日

クイーン・エリザベス - 輝ける王冠と秘められし愛 -@日生劇場

土曜昼公演と千秋楽を観劇。
真央ザベスが真ん中にいて、その周りでいろんな思惑や感情がうずまいていた。

長野さん演じるレスター伯ロバート・ダドリーはその中でも女王に愛されてたし、信頼もされていた人物。
同病相憐れむ的な仲良し、成り上がりというか野心家、女王の本質についての毒舌、妻とうまくいかない苛立ち、女王と二人きりでいい感じなのに邪魔がはいっての「ちぇっ」、再婚せまられてモヤモヤ、謹慎してたのに暴漢襲撃に居合わすところ、戦場の女王を励ます「生きろ」、死んでからも女王を影で見守り、支えになっているところ。
書き出してみて、なかなかおいしい役だったんだなと思った。記者会見の時のビジュアルがかなり好みではなかったので、すごーく敷居を低くして臨んだんだけど、ロン毛でも色白だったので助かった(私が)。

真央ザベスはずっときれいで、したたかで、品格があって、ライトもまぶしかった。見た目がずっと綺麗なので、後半でも晩年という気がしない。
アンコールでお手振りしてるのがかわいかったなぁ。お世辞でも「またこのキャストで」とおっしゃってくれたのも嬉しかった。

高木雄也もロバ耳つけて踊ったり頑張ってたけど、「うるせぇよ、バカ」な役柄だったので。
樹里さん演じるべスがかわいらしくて好きだった。千秋楽のご挨拶で長野さんのシーンに言及したり、真央ザベスのおかげで太ってしまったことを暴露してくれた。
ちなみに大ロバート(長野さん)のご挨拶はデビュー前以来の日生劇場だったことと、この舞台への感謝。髪が伸びてきたので切りますっていってたけど、カツラじゃないのかしら。すごい毛の量も多く見えたし。高木雄也が「いつもと違う年齢層のお客様」な失笑発言したあと、「V6はいつもこんな感じだよ」っていってて、自虐なのかフォローなのか。

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