2019年9月10日火曜日

カノトイハナサガモノラ@シアタードラマシティ

9/9 昼夜、9/10昼(大千秋楽)を観劇。

最後まで20th Centuryを演じてたなぁ。舞台って、当然いつか終わりはくるけど、繰り返すことに需要があって、オーナーの言葉と二重ループみたいになってて、こういうところが御徒町さんらしいところなのかなとも思ったりした。

大千秋楽で登壇されたご本人(挨拶の代わりに詩を披露)は飄々とした雰囲気もあり、直太朗(はじけていた)やハナレグミ永積さん(しきりに恐縮)とは違ったかな。みなさんとてもあったかいんだけど。
直太朗から掛け声のレクチャーもあり、客席も一緒に手振りして「カノトイハナサガモノラ」の合唱。トニコンのアンコールみたいだった。

白い幕が下りた時、3人がいなかったのは長野さんが手にケガをしてたからでは?というおはなしを後から伺ったのだが、そういうところに私は全然気づかない。自分が観たいものだけ観てるんだな。

挨拶代りの詩をこっそり引用させていただく。

カノトイ  by 御徒町凧

目覚めると
そこは夢の中だった
体がフワフワして
落ち着かなかったから
もう一度眠ることにした
そうして見た夢の中で
仲間たちに出会った
お喋りをしようと思ったら
言葉はたまにキラッと光るくらいで
役に立たなくて
僕はすべてを詩に喩えた
するとあいつは歌を歌って
もう一人のあいつは踊りを踊った
歌や踊りは僕たちを
どこまでも飲み込んでいった
そんなことをしていたら
少しずつ仲間が集まってきた
僕たちは良い気持ちになって
ちょっとだけ遠いところまで
行ってみることにした
それは旅に似ていた
いつしか日も暮れて
疲れてまた眠るだろう
そこで見る夢が
どこにあるのか
その夢が何であるのかを
僕は知らない
たぶんきっと
誰も知らない

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